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2013年5月28日 (火)

ネイティブ・トラウト? ワイルド・トラウト?

釣り関係の雑誌やブログ等で、よく「ネイティブ」という言葉を目にします。

実は少し前まで、ネイティブ・トラウトとは、その地域に人が手を入れる以前から存在しずっとその地域で再生産し血が引き継がれている個体のみを示している、というのが私の認識でした。
したがって、発眼卵放流、稚魚放流、あるいは放流魚から生まれた渓魚を(ヒレピンだから?)「ネイティブ」とするのは、ちょっとおかしい。むしろそれを言うなら「ワイルド」だろうとも思っていました。長年にわたる放流や移植などによって、今や真にネイティブな渓魚を見つけることは、ほとんど無理だろうとも思っていました。

しかし、最近あるサイトの中で、ネイティブ・トラウトとワイルド・トラウトの定義について書かれた記事や、米国
TROUT UNLIMITEDのレポートを見て、今までの自分自身の認識を改めなければと思い、少しまとめてみました。

http://www.dfg.ca.gov/fish/resources/WildTrout/WT_NativeVsWild.asp

それらの内容をかいつまんでみると、

ネイティブ・トラウト(日本語で言えば、在来種の鱒ということでしょうか)とは、人の手が入る以前からその場所を起源としていると思われる種類のトラウトのことを言い、養殖によって放流されたものも含まれる。

ワイルド・トラウト(日本語で言えば、野生の鱒ということでしょうか)とは、親や先祖の血筋、および種類には関係なく、野生で生まれ野生の中で生き続けているトラウトである。

ということのようです。

日本全体として見れば、日本のネイティブ・トラウトは、ヤマメ、アマゴ、イワナ、オショロコマ
等であり、地域として見れば、その地域(水域)に元々いた(そして現にいる)種類が、その地域(水域)のネイティブ・トラウトということになりますね。

したがって、海外から移入された、ニジマス、ブラウン、ブルック、そして人工交配によってつくられた魚種などは、ネイティブではないので、英語で言えば、Non-Nativeということになります。
一方、ワイルド・トラウトは、ネイティブであるか否かは関係なく、野生の中で自然再生産された渓魚であるということになるようです。

少々うんちくがましいことを書きましたが、
結局、一釣り人としては、ネイティブ・トラウトであろうがなかろうが、きれいな渓魚が釣れればうれしいですし、それがもしワイルド・トラウトであればさらにうれしい気がします。

以上、独り言でした。

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コメント

SAMUさん、こんばんわ
相変わらず釣りに行けなくてショゲてるTetsuですが(´Д⊂ヽ
ワイルド・ネイティブ、なるほど興味深い話ですね
私なんぞは『準ネイティブ』なんて言葉も使ってましたが(゚Д゚;)

しかしまぁ、綺麗なデカい魚が釣りたい!これに尽きるんでしょうね(・∀・)

投稿: Tetsu | 2013年5月29日 (水) 19時47分

Tetsuさん、どうもです。
「ネイティブ」というカタカナ言葉からは、希少性とか姿の奇麗さを連想してしまうのかもしれませんが、
多摩川でいえば、ニジマス以外のヤマメ、イワナは放流魚も含め全部ネイティブということなんですね。
とにかく、本流そだちの大ヤマメを釣りたい! です。
(ただ、今年の多摩川は、稚鮎の放流がないとのことなので、ヤマメが大きく育つかどうか????)

投稿: SAMU | 2013年5月29日 (水) 21時25分

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